こんにちは。ヒナムチブログのヒナムチです。
先日1歳の娘が芳香剤を飲み込んでしまいました。
幸いにも大事には至らずほっとしましたが、皆さんに同じような思いをしてほしくないという思いでこちらのブログを書きます。
また万が一同じ状況に陥ってしまった場合の対処法も記載します。
子どもが芳香剤を誤飲した原因
まずは子どもが芳香剤を誤飲してしまった原因ですが、
『子どもの手の届くところに置いていた(事に気付いていなかった)』
ことが原因です。
これについては親として非常に責任を感じましたし、反省をしました。
1歳くらいの子どもは様々なことに興味を持ち始め、ありとあらゆる物を触ったり、食べようとします。
もし子どもの手の届くところに物が置いてある場合は、今すぐ撤去するか、子どもの手の届かないような場所に移動させてください。
今すぐやった方がよいです。後からと思っていると、それが大きな事故の原因になるかもしれません。私も今は隈なく、確認し様々なものを撤去や片づけました。
子どもが芳香剤を誤飲してしまったら

今回は芳香剤の場合についてのみ言及します。
まず今回私の子どもが誤飲したのは、ビーズの芳香消臭剤でした。
芳香剤の場合は、水もしくは牛乳を飲ませる、吐かせるいずれの手段を行っても構いません。私の場合この段階ではそもそも子どもが誤飲していただことに気付けず、吐かせたり、水・牛乳を飲ませていませんでした。
誤飲時の種類別の対処法については下記の京都府が出している子育てQ&Aを参考にしましたので、一度ご確認ください。
京都府 誤飲(すぐ吐かせるもの・吐かせてはいけないもの) [子育てQ&A]
ここで重要なのが、誤飲したら全て吐かせるとか、水飲ませるという訳でないということです。誤飲したものに応じて、対処方法が違いますので注意してください。
上記の対処が終わったら、すぐに医師による診断を受けるようにしてください。
その際、誤飲した日時、誤飲した製品、どれくらい誤飲したか等できる限り詳細を把握しておく事をお勧めします。落ち着いていられないかもしれませんが、まずはご両親がしっかりと落ち着いて確実な行動をしていくことが非常に重要です。
医師の診断を仰ぐ
私のケースでは発見が遅れましたのでこの段階では医師には連れていきませんでしたが、誤飲したことが明確な場合はただちに病院へ行きましょう。
今回はビーズタイプの芳香消臭剤の場合について記載していますが、誤飲したものによっては非常事態になる可能性があります。まずは落ち着いて下記の手順で進めて下さい。
救急車の呼び方
こどもの救急(社団法人 日本小児科学会) ホームページより
まずは119にダイアルを!
1.局番なしの「119」をダイアルします。
2.「救急車をお願いします」と伝えます。
3.次のことを伝えましょう。 □お子さんの年齢
□お子さんの名前
□住所
□電話番号
□場所の目標となる建物
4.お子さんの症状を伝えましょう。
救急車を待っている間
1.次のものを準備しましょう。
□健康保険証
□医療費控除証
□母子健康手帳
□お薬手帳
□体温表など経過の分かるもの
□着替え・オムツ
□お金
2.玄関の鍵を開けておきましょう。
3.家族や近所の人がいれば、救急車が到着したときの誘導をお願いしましょう。
救急車で病院に行く時に注意しましょう
1.家を出る前に火元を確認!
2.戸締まりを忘れずに!
落ち着いてしっかりと伝えるようにしてください。何を言っているか分からないと返って時間がかかり、逆効果となります。しっかりと状況を鮮明に伝えるようにしてください。
便をチェックする
おそらくですが芳香消臭剤の大きさ程度の場合は便として出てくるケースが多く、また中毒性も無い為、病院へ行っても特別な処置はされないケースが多いです。
というのもレントゲンにも写らない為、なかなか処置が難しいというのもあります。
またあまりにも大きく膨張するようなタイプ(おまんじゅう程度)ですと、器官につまり死亡事故にもつながりかねない為切開手術等もあり得るかもしれませんが、芳香消臭剤程度の大きさ(ぶどうくらい)ですと、便から出て来れるサイズ感だからです。
今回私の娘が口にしたのが、水分を含むと膨張するタイプの芳香消臭剤(ぶどうサイズ)でした。
口にした時には見ていなかった為、まさか食べたなんて思ってもいませんでした。
ではなぜ誤飲したことが発覚したのか?
それは便にぶどうくらいのサイズの芳香消臭剤が出てきたからです。
便を見たときに、最初はびっくりしました。
『えっ?!ぶどう??』と最初は思いましたが、ぶどうは最近は食べていませんでした。しかし前日に芳香消臭剤を倒していたので、すぐにピンときました。
『芳香消臭剤を食べた』と。
一度の便で4粒くらいの芳香消臭剤が出てきていたので、すこし安心しましたが、この段階で気づいたことによってすごく心配になりました。
その後の便でも合計3粒くらい出てきましたので、おそらく合計7~8粒の芳香消臭剤を食べていました。
誤飲した場合は、特に慎重に便を見るようにしてください。今回も便をしっかり見ている習慣があったので発見につながりました。便の確認は、誤飲したものの発見や、調子のバロメーターの把握にもつながりますので普段から見るように習慣化できると良いかと思います。
子どもの様子を確認する
病院で診察した後も子どもの様子は非常に重要です。私の場合、幸いにも元気にしていたので結果としてですが何の影響もなかったです。
子どもの様子が少し変だとか、元気がないとか、泣き止まない場合等は再度病院に連れていきましょう。その後は再度医師の判断となりますが、少しでも心配に思うなら病院に行った方がよいです。
とにかく誤飲は非常に危険な事態なので、寝れない日が続くかもしれませんが子どもを監視して状態を確認し続けましょう。
まとめ

今回は私の娘に起きた誤飲をもとに、こちらを記載しました。
私の思いとしては、絶対に同じようなことをみなさんに起こしてほしくないということです。
今回の誤飲については私、つまり親の責任です。ただそうは分かっていても、誤飲してしまってからでは、遅い場合もあります。『ごめんね』では許されません。
だからこそ、
もう一度身の回りのしっかり確認してください。
こどもが口にしそうな物を手の届く場所に置いていませんか??
もし置いてあるのであればすぐに撤去しましょう。
ちょっとした確認の怠りが大きな事故へとつながってしまうことを今回私は学びました。
子どもの明るい未来の為に、我々大人が細心の注意を払っていきましょうね。
ではまた。