副業・仕事

銀行はブラック!退職した方が良い5つの理由

こんにちは、ヒナムチです。私は新卒から5年間銀行員として働きました。銀行に入行した理由は、当時何も深くは考えておらずただただ「世間体」が良さそうという単純な動機でした。

何も考えず、単純な動機で銀行員となってしまい、自分自身のやりたいことと大きなずれが生じてしまい、結果退職することとなりました。

しかしながら、銀行員を辞めたことに関しては『辞めなければよかった』と思ったことは一度もありません。5年間という決して長くはない期間働いて毎日がストレスの連続でした。

今回はそんな私の経験から銀行を退職すべき理由をまとめましたので、是非ゆっくり読み進めてみて下さい。

①大きなノルマのプレッシャーから解放される

銀行はテレビドラマ等でも描かれるような、まだまだ社会的には花形な職業と映し出されていることが多い職業ではあります。

しかし、実態は映し出されているほど華やかな職業ではありません。
銀行員には過大な『ノルマ』が設定されています。

主なノルマとしては

  • 貸出金の貸出ノルマ
  • 投信信託・保険等の金融商品のノルマ
  • 関連会社(クレジット・リース・経営者クラブ等)のノルマ
  • 年金指定件数のノルマ
  • その他銀行独自のノルマ

ざっと挙げてみてもこのくらいはあります。これはまとめて書いた部分も、実際にはもっと細かく枝分かれしたノルマは多数あります。

この中でも現在銀行の主な収益源になっているのは、『金融商品の販売手数料』です。場合によっては貸出金のノルマより、金融商品のノルマのウェイトの方が大きいです。特に今は金融商品販売のノルマは到底達成できるものではない莫大な数値が設定されています。

銀行員は常にこのノルマを追いかけ続けさせられます。正直このノルマを私は『無限ループ』と呼んでいましたが、やってもやっても、また次の期になったらリセットされ0からにされ、またノルマを追わされる。

そんな生活が一生続くと思うとさすがに心は萎えます。さらに上司からの詰めがあり、さらには支店長からも詰められるというような銀行特有の体育会体質も嫌になる原因かもしれません。

私は今現在、銀行とは違う業種の製造業の営業として勤務しておりますが、正直銀行の事を考えると茶番レベルです。

まして今は本当に必要な物を必要な会社に販売していますので、金融商品のように無理やり売りつけるようなことは一切しなくても良いので、精神的によっぽど楽です。

また上司からのノルマ未達の詰めもかなり生ぬるいので、これを考えても私は退職して後悔はありません。

辞めてから思うと『銀行はやはり異常な世界だった』と気付かされます。

②無駄な飲み会がない

今の職場は、銀行に比べれば人の入れ替わりも多くはなく、歓迎会等もほとんどありません。対照的に銀行のように入れ替わりが激しい職場ですと、都度都度支店で歓迎が行われ参加せざるを得ない状況になります。

支店長にお酒をつぎに行ったり、話したくもない上司と話さなければならない等非常に苦痛です。

今は自分のタイミングで、気が合う同僚とだけたまにお酒を飲みに言っていますので、相当精神的にも楽にはなりました。

また銀行の飲み会では幹事を任されることもあります。これも極めてめんどくさく、『ザ・サラリーマン』的な仕事を余儀なくされます。

私も銀行員時代は、支店長の送別会の時は事前に会場を下見しに行くなど下っぱ行員として働いたことも今となってはよい思い出かもしれません。

しかし、当時は本当に苦痛でした。『なんで私はこんなことをしているんだろう』って思うことも多々ありました。

銀行を離れてみると、如何に銀行が特異な世界であったかを知ることができましたので、銀行で働いている方、これから就職しようとしている方は『銀行は異常な世界だ』と認識した方が良いと思います。

③人間関係が圧倒的に楽になった

銀行は転勤が頻繁に起きるため、同じ職場でも人が替われば雰囲気もガラッと変わります。特に女性同士の人間関係は悲惨な状況です。

勿論、すべての職場という訳ではありませんが、これだけパワハラの問題が取り上げられていても、お構いなしのお局パワハラ上司が存在しています。

もちろん男性の上司もパワハラや恫喝等も未だに行われている状況の職場も存在します。

一方で銀行以外の職場でも人間関係で悩む人がいますが、これも私が客観的に見るに銀行とはレベルが違います。つまり銀行はパワハラレベルが高い業界です。

私の今の職場、決してすべてが人間関係良好とは言えません。でも見出しにも書いたように銀行からしたら茶番レベルでして、人間関係も楽になりました。

私の職場は平均年齢27歳くらいと非常に若い会社で、そういった会社ですと生まれた時代が近いということもあるかもしれませんが、ねちっこい同僚は見当たりません。

しかしながら、生まれた時代・育った時代が違うのか、陰湿系の上司は存在します。それでも銀行と比べたらやはり、茶番レベルです。

何度も言いますが、銀行は人間関係においても異常な世界です。銀行で人間関係が上手くいくなら、どこへ行っても人間関係が上手くいく可能性は高いので自信を持ちましょう。

④無理な金融商品やクレカ販売をしなくて良くなった

『①大きなノルマのプレッシャーから解放される』の所でも書きましたが、現在の銀行員の主な業務は“金融商品の販売”です。今ですと『老後2000万円必要』等を謳い文句として、金融商品の販売を余儀なくされている銀行員も多いのではないでしょうか。

正直、金融商品の販売については銀行の主なターゲット層は高齢者及び経営者になります。年齢で言うと60歳以上になります。

勿論若い世代の顧客もいますが、営業時間中に家や会社にいる人を考えると上記が主な対象者に絞られてきます。またその中でも顧客になりうる人は『金融リテラシー(金融に関する知識)が乏しい人』になります。

なぜなら、金融リテラシーが高い人は銀行や保険会社の取り扱っているものが、如何に効率の悪く、手数料が多く含まれているか理解しているので、銀行員から金融商品を買わないからです。

つまり、銀行員は『金融リテラシー』の乏しい人に金融商品を販売しなければなりません。勿論、その中でも本当に理解をしてくれて銀行員のおかげで金融に関する知識を知って感謝する人もいるでしょう。

しかし、大半以上は『銀行員が言うことだから信用できる。』と言って何かよく分からないまま申込しているケースが多いということです。

銀行員は銀行の信用を利用してお客と人間関係を構築し販売しているケースが大半で、担当者が交代したり、契約者が亡くなったりすると問題が勃発します。結局高齢者は毎日通ってくれる銀行員への情で金融商品を申し込みをしているケースが多いのが実情です。

これも全ては過大なノルマが引き起こした、銀行の負の遺産とも言えると思います。私自身縁があり、以前NHKのクローズアップ現代の『銀行員が“押し売り”!?』というテーマの元銀行員として、出演した過去があります。リンクを貼り付けておきますので是非ご覧ください。

会議室に入室する元銀行員として出演しました。本編は使用されずに終わりましたが、とりあえず伝えたいことは伝えれた気がします。

勿論、銀行行以外においても無理な押し売りを続けている悪徳な会社も多いのも事実であり、銀行を辞め他の会社に転職したとしても、その問題が解決される訳ではありません。

私の場合は運よく金属部品製造メーカー兼商社に転職しました。この仕事は本当に必要な部品しか製作しないなので、無理な押し売り等起こりようもなく、その点私は押し売りへの罪悪がなくなりました。

銀行で押し売り販売に疑問を持っている方も多いはずです。ですから、自分自身の『ノルマを達成しなければならない』という身勝手な理由で、多くの知識の乏しい人々のお金を弄び、人生を壊さないでください。

押し売りをしなくても、本当に必要な物だけを売れる業界・業種はたくさんあります。そのことだけは分かってほしいというのが私の思いです。

⑤原付バイク(スーパーカブ)に乗らくてもよい

銀行員の定番と言えば、バイクや場合によっては自転車での営業です。勿論営業車での営業も行われていますが、私が街を車で走っていると、まだまだ多くの原付に乗った銀行員をよく見ます。確かに自転車やバイクの方が小回りが利き、住宅街や車が止められない地域においては役立つツールです。

しかし私はいつも『何でこんなにダサいバイクに乗って、営業しなければならないんだろう』と常に自分への疑問を持ちながら働いていました。

夏は暑いし、冬は寒い。おまけに雨の日はレインコートを着て走る。かなり辛いです。なぜ数多くある業界や業種の中で、これを選択したのか。自分自身でもやり直せるならやり直したいとも思っていました。

世の中見渡しても、バイクで商売しているのは、配達系(ピザ等、郵便局)か銀行員くらいじゃないでしょうか?なぜ銀行がバイクを使い始めたのかよく分かりませんが、数少ないバイク営業を余儀なくされる業種です。

今銀行員の皆さんが望んでバイク営業をしているなら、それは問題ありませんが、もし望んでいないとすれば、他業種・他職種への転職を決意してもよいのではないでしょうか。車での営業もできますし、何なら外に行かずしても商売ができる業種はたくさんあります。

結論:銀行で働くのは限界

銀行で働くのは限界です

上記簡単ではありますが、5つ辞めた方がよい理由を説明しました。

今後銀行は更なる再編の波にのまれ、目まぐるしく形態が変わってくると予想されます。そうなれば、上記以外にも増々辞めたくなるでしょう。

私自身年収は減りました。でも銀行を辞めたことは後悔ありません。なぜならそれほど銀行は息苦しく、働きづらい雰囲気・環境であったからです。

長い人生の中で生活の為だからと、我慢し続けてもいいことはありません。『我慢が美徳』なんてことは一切ありません。我慢すればするほど自分を苦しめるだけです。

また給料も大きく上がっていくことも考えづらいです。勿論平均的な給与は高いですが、大きなストレスで命を縮めているとすれば、もはや安すぎかもしれません。

上記理由から銀行で働くのは限界ではないでしょうか?
皆様が少しでも早く銀行の外から飛び出て、違う業界・会社で活躍していただけることを切に願うばかりです。

ABOUT ME
ヒナムチ
法政大学出身の元銀行員ブロガー。 銀行員時代にうつ病を発症し、それを機に『働きやすさ』を求めブログを開始。 過去にアタック25、クローズアップ現代出演歴あり。 銀行時代の事や、その他為になること、気まぐれな内容を投稿していきます。 モットーは 『嫌々仕事をする人を減らし、日本社会を生き生きした労働者で溢れ返す』
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