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30代で未経験職種社内SEに転職した方法とは

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『なぜ30代未経験でも転職ができたのか(合格できたのか)?』【要因】

要因は下記の3つになります。

  • 即座に行動に移したから
  • 資格を持っていることで『努力できること』をアピールできたから
  • 未経験ということを気にしなかったから

一つずつ深堀していきます。

要因①:即座に行動に移したから

なぜ30代未経験でも私が合格できたか。その理由の一つは、

『即座に行動に移したから』

です。

極めてシンプルです。

転職したい』、『今の職場環境が嫌だ』、『もっと自分のやりたいことをやりたい』等々心で思っている人、話し相手に話す人は世の中にものすごくたくさん存在します。

ではその中で実際に環境を変えるべく行動(転職活動や自己研鑽等)に移せる人はどれ程いるのでしょうか?具体的なデータがないので、はっきりしたことを申し上げれませんが、周囲を見渡しても10%もいない気がします。あなたの周囲はどうでしょうか?

おそらく実際に転職と言う具体的な行動に移せる人は極わずかであるというのは実感していただけるのではないかと思います。

私の場合は、『今の会社のままではまずい、会社が変わらないならば私が環境を変えるしかない』とすぐにマイナビエージェントに連絡の上、エージェントと相談しました。私の場合、前回銀行から製造業に転職した際もマイナビエージェントにお世話になり、相性が良かったのでマイナビエージェントに今回も最初に相談しました。

エージェントの選択について、ネット上の評判等もありますが個人的な相性もあります。その他有名どころでいくとリクナビdoda 等があります。ご自身に一番合うエージェントを探してみて下さい。

『30代で未経験職種で転職できるのだろうか』

と悩んでいる暇があれば、すぐに転職エージェントに登録の上転職活動を始めて下さい。悩んでいる間に無駄に時間・歳を重ねてしまいます。

今すぐ行動に移せる人は少なく、今からすぐ動き出せば上位数%に食い込めます。

行動に移すことは転職を成功させるために最重要なこと
です。

要因②:資格を持っていることで『努力できること』をアピールできたから

『私は資格を持っていない』、『難しい資格は何一つ持っていない』と思われた方も多いかと思います。心配は無用です。

結論から言うと『高難度な資格』や『複数の資格』を保有している必要性はありませんが『保有している資格』に対してなぜ取得したのか、どのように取得したかをアピールすることは非常に大切です。

理由は資格自体にあまり意味はなく、資格は仕事に対する向上心やプロセスを証明する手段でしかないからです。

具体例を言うと、私はFP2級を保有しています。(FP2級を保有していない人からすれば『おっ、すごい』と思うかもしれませんが、言うほど難しい試験ではありません。勿論簡単とは言いませんが。興味がある方は【FP2級 合格率】でググってみて下さい。)

このFP2級は、私が今回転職した先のSE業務において一切役に立ちません。実際に面接官からも『資格(FP2級)持っていると思うけど、うちでは全く役に立たないよ』と言われました。つまりこの資格は私の転職先には一切意味を持たないという事です。

ではこのまま食い下がるしかないのか。いえいえ、それでは合格できません。
そこで私は何と言って面接でアピールをし、高評価を得たか。
それは

資格そのものに意味はないと思っています。それよりも業務上必要だと感じた知識を、更に深く学びたいと資格を習得しました。また資格習得に向け自分自身で努力した証を残したかったから取得しました

こんな感じで面接官にアピールしました。

ここでのポイントは

  • FP2級という資格自体や難易度のアピールは一切不要であり、アピールもしない。
  • 業務上必要な知識を深めていける向上心のアピール
  • 目標に向かい独走できるメンタル、自立心の強さをアピール

です。

資格自体はぶっちゃけ何でもいいと思います。簿記・FP・宅建等のビジネス系資格から最近流行りのドローン資格野菜ソムリエであろうと、取得する資格は何でも構いません。

重要なことは、あなたの今保有している全ての資格は漏れなく履歴書に記載し、知識習得の熱意・向上心と取得までのプロセスをしっかり面接官に伝えアピールすることです。

履歴書に書けるような資格がないという方には…

まず資格がなければだめかと言われると必ずしもダメとは言いません。

ただ、採用する側を考えた時に、
努力できる人と努力できない人どちらを採用したいか?』、『これまで頑張ってきた人とこれまで頑張ってきていない人どちらを採用をしたいか?
どちらを採用したいかは明白です。

それを証明することができるのが『資格』です。

資格を保有していない履歴書に書くことができない面接で『がんばります的な精神論しか言えない』面接官は判断しづらい
となります。

ITエンジニアであれば資格が無くても『ポートフォリオ』を作ってみてもらうことで代替ができますが、それが無いと何の説得力もありません。

もし書ける資格がない場合には、簡単な資格からでも問題ありませんので是非何かしらの成果物として資格習得してみると良いです。

まずは世の中にはどんな資格があるか?自分が興味の持てる資格取得を見つけることから始めてみて下さい。

〈おすすめ〉

現代風にまとめられており、若い方でも楽しみながら世の中にある資格を探すことが出来ます。

ありとあらゆる資格が網羅されている為、これまで気付いていなかった資格を見つけれます。『こんな資格もあったんだ!自分にもできるかも』と思える資格を発見してみて下さい。

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要因③:未経験ということを気にせず転職したから

3つ目の成功要因は『未経験でも気にせず転職活動した』からです。

未経験だから、知識を身に着けてから転職しよう』、『未経験だから転職したくても転職できない』等と『未経験』を気に過ぎるあまり、行動に移すのが遅くなっていることは非常に勿体ないです。というよりその考え方は『危険』です。

なぜならばいつまで経っても完ぺきな状態は来ないからです。

○○まで勉強し、インプットできたら転職活動しよう』と仮に決めていても、○○まで到達したら今度は『△△まで勉強したら…』とエンドレスに転職と言うゴールを追いかけ続けていくことなってしまいます。

ではどうすればよいか?

答えは『未経験を気にせず、勉強過程であっても転職をしていくこと』です。

これまでの職務経験でエンジニア等の希望職種の実務を積んでいなければ、どれだけ知識を身に着けても『未経験である』という事実は変わりなく、勉強過程であっても転職サイトの求人を常に確認して、応募していくべきです。

私の場合、未経験であると完全に割り切って転職活動をしていました。
でも面接では『努力できる人間』であることをアピールし、現在も勉強半ばであることも全て正直に伝えていました。
ある意味今勉強半ばで転職活動していること自体が行動力を示す証拠になりました。

マイナビエージェントリクナビdodaに登録すれば、メールで希望職種の求人が贈られてきます(かなり来るので、場合によっては制限した方が良いかもしれませんが…)

そして希望に近い求人があれば、勉強途中であっても未経験を気にせず是非転職活動を同時並行で進めてみてください。

最後に転職活動を終え、私が転職を成功に導いた方法・ノウハウをお伝えしていきたいと思います。

転職する際の重要なポイントやコツは?【ノウハウ】

ここでは独自のノウハウと言うより、既に結果の出ているインフルエンサーでもあり、サラリーマンにして副業4000万円を稼ぎ出すmoto(戸塚俊介)さんが執筆した『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 (SPA!BOOKS)』を非常に参考にしました。

というのも、再現性のある著者の行動や考え方を真似した方が結果も早く出ると考えたからです。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 (SPA!BOOKS)』の簡単な要約は次のようになります。

  • いつでも転職できる人になる必要がある
  • 「看板のない自分」にできることを考える
  • 「市場価値」を上げる
  • 転職先選びは「業界」と「職種」に注目する
  • 自分を採用するメリットを打ち出す

細かくは是非『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 (SPA!BOOKS)』を読んでいただきたいのですが、その中でも私が特に参考にしたのは、

「業界」と「職種」に注目した軸ずらし転職という考え方です。

私の場合、今回の転職では「SE」という「職種」を変える転職活動でした。

当初は「職種」を変えるならば、「業界」も変えなければならないと考え方が固くなっており、自社開発系のIT企業も面接を受けに行ってました。(結果も惨敗)

しかし、「業種」と「職種」を全てずらすこと年収やキャリア全てを下げることもしくはリセット(新卒と同等)となり、あまりおすすめできません。ましてや30代の方ですと子どももいたりとリスクが極めて高いと思います。

そこで私はmotoさんの著書の中にある「軸ずらし」という考えを知り、考え方を改めました。

私の転職前の職種は金属加工兼商社を行っている会社です。そうであれば業界は金属業界から変えず、職種のみをSEにずらして再度転職活動を行いました。

その結果はどうであったかは前ページに記載した通り、年商650億円無借金経営の金属加工商社のSEと内定を貰うことができました。
また未経験職種でありますが、同業界経験ということもあって前職と大きく変わらない給料で始めることできました。

ただし私の場合、著者のmotoさんのように大幅に年収を転職ごとに上げることができていませんが、年収を上げるだけでは良い転職だとは言えません。

人生が豊かになるように拘束時間が減ったり、就きたい職業に就くこと等も重要な要素です。
これをお読みいただいている30代のあなたも軸ずらし転職によって「何を実現させたいか」、「どういうスキルを獲得したいのか」、「どうやって収入を最大化していきたいのか」を明確にし、その上で転職活動をしていきましょう。

最後に:これ読んでいる30代のあなたへ

これまで私が転職した動機、転職できた要因、そしてノウハウについて経験に基づき話してきました。もしこれ読んでいるあなたのお役に少しでも立てているのであれば、本当に嬉しい限りです。

最後にどうしてもお伝えしたいことは、このブログを読んだら是非『行動』に移すことを忘れないでください。

なぜならば30代の方に残されている時間は決して長くはない、むしろ短いからです。
時間がないことはあなた自身が一番よく分かっているのではないでしょうか。

よく『どうしよう』と何もせずに考えてばかりの人がいますが、悩みはじっと今の場所に居ても解決されないことが多く、ほとんどは今いる位置から動き出さないと何も解決されません。
『転職サイトにすぐ登録する』、『気になった図書をすぐポチって購入する』、『履歴書や職務経歴書をさっそく書く』等具体的行動にすぐ移すことで必ず今と違う結果が出ます。

皆様のご健闘を心よりお祈りいたします。ではまた。

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